土地なしで注文住宅を建てる際の流れ
注文住宅を建設するには、土地が必要になります。自己所有の土地があることがベストですが、ない場合には土地探しから始めなければなりません。その土地探しは実は非常に重要な作業になるのです。なぜならば、建物はいずれ解体される運命にありますが、土地は半永久的に残すことが出来るからです。つまり土地なしの状態で注文住宅を建設するためには、子孫まで残すことが出来る土地探しから始めなければなりません。
良い土地が見つかったら、次の流れとしてはどのような注文住宅を建てる事がよいのかを考えます。2階建てか3階建てにするかや、間取りについて設計士と相談したり、木造や鉄骨など素材は何にするのかを検討します。この作業と同時に融資相談も行う必要があります。銀行融資が通らない場合には、住宅を建てることが出来ません。このように土地探しや間取りの決断、銀行融資などを同時に行うことが一連の流れになります。どの作業も重要であることは言うまでもありません。
注文住宅を建てる方が土地ありという条件で建築を行う流れ
注文住宅を建てる方の中には、既に土地ありとして所有地を持っている方も実在しています。この条件で注文住宅を建てる際の流れでは、まずは土地の地盤調査が行われます。
地面のある程度の深さまで調査を実施し、問題があれば薬剤投入や地盤改良を行うことが行われています。その上で土地面積に合わせた設計を行うのですが、注文住宅なので依頼者側は使う内外装の資材を選定する他、間取りや水回りの設備について十分に設計士に伝えた上で設計を行ってもらうことになります。設計の完成図を確認して、納得できた後には見積もりを出してもらうことも流れです。費用を確認した後には返済シミュレーションを行ってみて、住宅ローンの審査を通過させる必要性があるので、この部分も施工会社側でサポートをしていることも多々あります。ローンも問題なく使えるようになった際に、契約書を交わして建築が開始されます。後は完成まで待つことになり、完成後には担当スタッフ立ち会いで内外装の確認を行うことで希望を反映させた注文住宅に住むことが出来ます。土地面積が狭い場合でも狭小住宅に強い建築会社があるので、土地ありの方でも何ら問題なく土地を有効活用させられます。